怖くなかった [動物たちの未来の為に]
怖くなかったです。
病気をしてもそのままでままで、業者が飼い殺し=虐待を受けているワンコ達をみて憤りを感じました。
救出され、栄養失調で体温が20度まで下がっていたダックスちゃん。死の淵をさまよい1時間後に息をふきかえしました。
しかし、重い肺炎を患っていたためその1週間後に亡くなりました..。
最後の1週間だけでも犬らしい生活が(暖かい寝床)できたのはこのワンちゃんにとってよかったことなのかもしれません。
元業者の、「ワンちゃんが金にみえる。あのこは3万、あのこは2万・・」の声がこびりついて離れません。
ガス室の動画は以前も見たことあります。
ゲストの春香クリスティーンさんの出身国スイス。
飼い主になるにはここの→(★)コメント欄に書いたように【免許制】。資格が必要という話。
杉本彩さんが本の中で、
「ヨーロッパで飼い主になるには、まず保護犬から。そして、飼い主はそれに合う飼育環境か、また犬種についてよく知っているかなど厳しい審査がある。」 と書かれていた内容と同じでした。
*犬種にこだわる人はブリーダーからになるが、この場合でも飼い主は厳しい審査を受けなければならない。
今までペットショップとブリーダー(繁殖屋)は、余った犬を自治体(センター殺処分)に持ち込んでいました。
2013年 動物愛護法の改正により、自治体はこれを断ることができるようになりました。
そのひづみに「引き取り屋」が入りこんでしまったようです。
(裏をかえせば、引き取り屋が登場する以前から常に犬は余り、殺処分になっているという事実)
ペットショップに卸しているブリーダーは、繁殖犬として役目をおえた5-6歳の命を、飼い殺しする業者に引き渡すのです。
この流通システム、構造を変えなければ、いつまでも変わりません。
ヨーロッパでは生体展示販売が法律違反であるように(※)、日本でも国が、販売数・流通を管理しなければいけない時代はとうに来ています。
(※ ドイツでは商業施設での生体展示販売が禁止されています。)
ちなみに何ヵ月か前、別番組でオーストリア ウィーン。
ウィーンのワンコたちはどのレストランや公共施設にも同伴可能、幸せに暮らしているという番組の告知をしました。
日本でももっと犬同伴でどこへでも行けるようにしてもらいたい、という声をよくききます。
ウィーンでは、その為に特に大型犬は、3ヶ月間 飼い主と一緒に訓練を受けなければなりません。
日本でそれを目指すには、要求するだけでなく(許可するだけでなく)、こういった訓練が必要だなぁと感じました。
実態を知ってもらう為にと取材に応じてくれた元ペットショップ勤務の女性
「(売れ残ったこは)じゃまなんでしょうね、場所もとるし手間かかるし」
だったら
売るなよ
です。(この人にいっても仕方がない)
怒るだけではどうしようもないので、
一歩一歩。。
コメンテーターの男性、
まず「仔犬信仰をやめる」*大きくてもなつきますよ
「純犬信仰をやめる」*昔は雑種だらけでしたよ。と言いました。
「どんどんこういう報道をすること、苦情はくるけどね」と。圧力ってありますね
NHKで放送されてよかったです。再放送あるかな
確かに、オットの実家では幼少の頃、拾ってきた犬や雑種ばかりを飼っていました。
そしてその犬が、庭の物置の下に穴をほり、いつのまにか仔犬を出産していた話には驚きました。(仔犬たちは無事もらわれていきました)
先月告発されたというT県の引き取り屋は、
「犬を助けてやっている」
「死ぬ運命だったこを、殺さないでここにおいてやってるのよ」
〈悪びれる様子はない〉
ボロ雑巾のように? 病気だらけ/耳ダニ猫ちゃん 掻きむしって肉がみえてるのにこれが助けている と?
他にも息絶えそうに全く動かないこが映りました。
告発され、調査が入るのがせめてもの救いです。
これは氷山の一角です
日本:
スイス:
違反すると罰金
NPO 散歩の様子
その費用は、個人や企業からの寄付でまかないなんとか運営されているそうです。
追記
5/26放送のNHK
「クローズアップ現代
~ 追跡!ペットビジネスの闇」
を見逃した方は、ぜひこちらからご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3811/1.html
ペットショップでの子犬や子猫の
展示販売の裏側の全貌がご覧いただけます。